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カウンセリングを受けると、たちどころにすべての問題が解決するというのではなく、あくまでもカウンセリングで医師の行えることは、心理的な援助であって、治療し、実際に治すのは、他の病気と同じように本人の努力や意志の力といったものが大きく関係してきます。カウンセリングだけで、病気が治るというわけではなく、薬を使ったり、気持ちを助けることによって、回復を促すことが、カウンセラーの役目で、実際に病気を治すのは、やはりその人自身なのです。
かといって、彼女は悪くない。不幸な女性だっただけだ。みたいなキャラクター作りをされてもこの作品の内容にそぐわず余計悪いので、仕方ないというべきでしょうか。藤本さん云々以前に、出版社側の企画が悪いのではないかなと思います。主人公もともかく、アントワネットの性格自体は全く藤本さんの趣味ではなさそうだと思われますので……。時期的にアントワネット何周年とか映画が発表されたブーム期前後に投下された作品なのかもしれませんね。私は丁度先に、同氏のマリー・アントワネットの生涯というエッセイを読んでおり、前知識があったので、内容はかなり理解しやすかったです。この本で触れられているアントワネットの性格分析そのままのキャラクターでしたので。